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塗料に含まれる4つの成分｜顔料・樹脂・溶剤・添加剤
2024.02.26
こんにちは☀
ガイソー山梨店です！
塗料には「顔料」や「樹脂」などの様々な成分が含まれており、塗料の基本性能を決定しています。
しかし、人体に悪影響を及ぼす成分が入っているのではないかと不安になり、なかなか塗装工事に踏み切れない……という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、「塗料に含まれている4つの成分」についてお話ししていきたいと思います！
〇塗料の成分
塗料は以下の4つの成分によって構成されています。
①顔料
顔料は「粉末状の着色料」であり、塗膜の色を決定する役割を持っています。
顔料には「有機顔料」と「無機顔料」の2種類が存在します。名前の通り、有機顔料は有機化合物（石油など）、無機顔料は無機化合物（鉱石や土など）から作られています。有機顔料には「色あせしやすいが色数が豊富」、無機顔料には「色数は少ないが丈夫で長持ち」といったメリット・デメリットがあります。
長期間にわたって紫外線を受け続けると、顔料の結合が切断されて原子の配置がバラバラになり、「色あせ」と呼ばれる劣化症状が発生します。
塗膜の色あせは「防水性能（撥水性能）の低下が進んでいるサイン」でもあるため、放置することで「建物内部の雨漏りや腐食」、「カビ・コケ」、「ひび割れ」などの様々な問題が引き起こされる可能性があります。
言い換えれば、色あせに気が付いた時点で補修工事を行うことで屋根・外壁の被害を最小限に抑えることができます。
ちなみに、顔料を一切含んでいない塗料のことを「クリア塗料」と言います。
クリア塗料は無色透明な塗膜を形成するので、屋根材や外壁材の色やデザインを活かした仕上がりとなります。
②樹脂
樹脂は塗膜の大部分を構成する成分であり、樹脂の種類によって塗料の基本性能が決定します。
合成樹脂のアクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系が主流であり、右に行くにつれて耐久性・耐候性が向上しますが、金額も比例して高くなっていきます。
樹脂は「粉末である顔料を膜として強固に密着させる」という役割も持っています。塗料に色をつけるためには顔料だけでなく樹脂も欠かすことができません。
しかし、経年劣化によって樹脂が分解されると顔料がむき出しの状態となり、外壁表面に浮かび上がってしまいます。この状態の外壁に触れると顔料が付着し、これを「チョーキング（白亜化現象）」と呼びます。
塗膜の大部分を構成する樹脂が劣化しているということは、塗膜全体の劣化が進んでいることになります。その状態で放置すると、外壁内部の雨漏りや外壁材の劣化につながってしまう可能性があるため、なるべく早めに補修工事を行う必要があります。
➂溶剤
溶剤は、「樹脂を溶かしたり薄めたりするために用いられる液体」です。
溶剤には「無機溶剤」と「有機溶剤」の2種類が存在し、それぞれ水とシンナーが代表的です。
塗料は溶剤と混ぜ合わせることではじめて塗装に使えるようになるので、塗料にとって欠かせない存在であると言えます。
塗装工事でよく問題視される「塗料の臭い」は、有機溶剤（シンナー）が原因であるケースがほとんどです。
悪臭による体調不良やご近所トラブルの発生を未然に防ぎたいのであれば、臭いがほとんど発生しない水性塗料（水を溶剤とした塗料）がおすすめです。
④添加剤
添加剤は、「塗料の性能を向上させる役割を持った化学物質」です。
防カビ・防藻剤、消泡剤、艶消し剤、垂れ防止剤など、様々な種類の添加剤が存在します。
添加剤の種類によっては、入れすぎるとかえって塗料の性能を低下させてしまう危険があるため、必要な量だけ塗料と混ぜ合わせるのが一般的です。
以上、塗料に含まれている4つの成分についてお話しさせていただきました。
塗膜に色をつける「顔料」、塗料の基本性能を決定する「樹脂」、塗料を塗装工事で使用できるようにする「溶剤」、塗料の性能を向上させる「添加剤」といった4つの成分によって塗料は構成されています。
塗料の価格は樹脂の種類によって決定するのが一般的です。
耐久性・耐候性に優れるフッ素樹脂は高価になり、反対に耐久性・耐候性が低いアクリル樹脂は安価になりやすいです。
高価な塗料はその分耐用年数が長くなるので、長い目で見ると経済的にお得であると言えます。
ご自宅の塗装工事を検討されている方は、ぜひ塗料の成分に注目されてみてはいかがでしょうか(*^^*)
ガイソー山梨店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー山梨店へご相談ください！
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ガイソー山梨店
〒400-0066
山梨県甲府市新田町1-1
TEL：0120-360093
FAX：055-244-7204
E-mail：yamanashi@kensyou.biz
◆定休日 毎水曜日、第1・第3日曜日
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塗料には「顔料」や「樹脂」などの様々な成分が含まれており、塗料の基本性能を決定しています。
しかし、人体に悪影響を及ぼす成分が入っているのではないかと不安になり、なかなか塗装工事に踏み切れない……という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、「塗料に含まれている4つの成分」についてお話ししていきたいと思います！
〇塗料の成分
塗料は以下の4つの成分によって構成されています。
- 顔料
- 樹脂
- 溶剤
- 添加剤
①顔料
顔料は「粉末状の着色料」であり、塗膜の色を決定する役割を持っています。
顔料には「有機顔料」と「無機顔料」の2種類が存在します。名前の通り、有機顔料は有機化合物（石油など）、無機顔料は無機化合物（鉱石や土など）から作られています。有機顔料には「色あせしやすいが色数が豊富」、無機顔料には「色数は少ないが丈夫で長持ち」といったメリット・デメリットがあります。
長期間にわたって紫外線を受け続けると、顔料の結合が切断されて原子の配置がバラバラになり、「色あせ」と呼ばれる劣化症状が発生します。
塗膜の色あせは「防水性能（撥水性能）の低下が進んでいるサイン」でもあるため、放置することで「建物内部の雨漏りや腐食」、「カビ・コケ」、「ひび割れ」などの様々な問題が引き起こされる可能性があります。
言い換えれば、色あせに気が付いた時点で補修工事を行うことで屋根・外壁の被害を最小限に抑えることができます。
ちなみに、顔料を一切含んでいない塗料のことを「クリア塗料」と言います。
クリア塗料は無色透明な塗膜を形成するので、屋根材や外壁材の色やデザインを活かした仕上がりとなります。
②樹脂
樹脂は塗膜の大部分を構成する成分であり、樹脂の種類によって塗料の基本性能が決定します。
合成樹脂のアクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系が主流であり、右に行くにつれて耐久性・耐候性が向上しますが、金額も比例して高くなっていきます。
樹脂は「粉末である顔料を膜として強固に密着させる」という役割も持っています。塗料に色をつけるためには顔料だけでなく樹脂も欠かすことができません。
しかし、経年劣化によって樹脂が分解されると顔料がむき出しの状態となり、外壁表面に浮かび上がってしまいます。この状態の外壁に触れると顔料が付着し、これを「チョーキング（白亜化現象）」と呼びます。
塗膜の大部分を構成する樹脂が劣化しているということは、塗膜全体の劣化が進んでいることになります。その状態で放置すると、外壁内部の雨漏りや外壁材の劣化につながってしまう可能性があるため、なるべく早めに補修工事を行う必要があります。
➂溶剤
溶剤は、「樹脂を溶かしたり薄めたりするために用いられる液体」です。
溶剤には「無機溶剤」と「有機溶剤」の2種類が存在し、それぞれ水とシンナーが代表的です。
塗料は溶剤と混ぜ合わせることではじめて塗装に使えるようになるので、塗料にとって欠かせない存在であると言えます。
塗装工事でよく問題視される「塗料の臭い」は、有機溶剤（シンナー）が原因であるケースがほとんどです。
悪臭による体調不良やご近所トラブルの発生を未然に防ぎたいのであれば、臭いがほとんど発生しない水性塗料（水を溶剤とした塗料）がおすすめです。
④添加剤
添加剤は、「塗料の性能を向上させる役割を持った化学物質」です。
防カビ・防藻剤、消泡剤、艶消し剤、垂れ防止剤など、様々な種類の添加剤が存在します。
添加剤の種類によっては、入れすぎるとかえって塗料の性能を低下させてしまう危険があるため、必要な量だけ塗料と混ぜ合わせるのが一般的です。
以上、塗料に含まれている4つの成分についてお話しさせていただきました。
塗膜に色をつける「顔料」、塗料の基本性能を決定する「樹脂」、塗料を塗装工事で使用できるようにする「溶剤」、塗料の性能を向上させる「添加剤」といった4つの成分によって塗料は構成されています。
塗料の価格は樹脂の種類によって決定するのが一般的です。
耐久性・耐候性に優れるフッ素樹脂は高価になり、反対に耐久性・耐候性が低いアクリル樹脂は安価になりやすいです。
高価な塗料はその分耐用年数が長くなるので、長い目で見ると経済的にお得であると言えます。
ご自宅の塗装工事を検討されている方は、ぜひ塗料の成分に注目されてみてはいかがでしょうか(*^^*)
ガイソー山梨店では、見積り診断を無料で行っています！
ぜひお気軽にお問い合わせください。(*^^*)
リフォーム工事でお悩みでしたら、
ぜひ一度、ガイソー山梨店へご相談ください！
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