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狭小地(狭い敷地)での外壁塗装について

2021.10.25

 狭小地とは、一般的に20坪以下の面積である土地を指すことが多く、都心部などでよく見られる特徴的な土地です。

そんな狭小地にお住まいの方の中には、外壁塗装工事について悩まれている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
狭小地は土地の大きさが限られているため、「専門業者に依頼して断られてしまったらどうしよう」と不安に感じている方も多いでしょう。
こうした不安があると、外壁塗装を行うべきタイミングに、なかなか動きづらいこともあるでしょう。

しかし、外壁の塗装が遅れてしまうと塗装が劣化してしまうため、そこから雨水が侵入して建物の寿命を大幅に短くしてしまう恐れがあるのです。
そのため、塗装工事に関する不安を事前に解決することで、適切なタイミングで工事を行えるような準備を進めておくことをおすすめします。

今回は、狭小地にお住まいの方に向けて、「狭小地での外壁塗装」についてご紹介いたします。
現在、外壁塗装を検討されている方は是非ご参考ください。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

狭小地でも外壁塗装はできるの?

狭小地での工事で最も懸念されるのは、足場が組めるかどうか。ということではないでしょうか?
狭小池でも建物から敷地境界線までの距離がある程度あれば、足場を組むことが可能です。
仮に、足場が組めない場合は、足場を組まずに「ロープアクセス工法」という方法で施工することもできます。
この工法は、建物の上部からロープで身体を吊るし、移動しながら作業を行うという施工法です。足場を組むよりも安価で済みますが、通常よりも工期が長くかかってしまうことや落下などの危険性があるというデメリットもあります。
そのため、依頼する専門業者によっては断られてしまう可能性があるので、事前にチェックしておきましょう。

また、専門業者に相談すると今回ご紹介した以外の方法で外壁の塗装を実施してくれる可能性もあります。狭小地にお住まいの方で外壁の塗装をご検討される際は、専門業者に相談してみましょう。

わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

狭小地の外壁塗装は何センチの隙間があれば足場仮設が可能?

それでは、足場の仮設にどれくらいの隙間が必要になるのか?実際に敷地に足場が組めるのか?
という点についてご自宅はどうなのか疑問に思っておられる方も多いと思います。

ここからは、足場の種類や足場に必要な隙間の幅についてご紹介いたします。
足場には、ハンマー1本で組み立てを行える「くさび緊結式足場」や、単管パイプやクランプを組み合わせた「単管足場」など、さまざまな種類があります。
くさび緊結式足場の場合は70センチの幅が必要であり、単管足場では50センチの幅が必要です。これらを考慮すると、建物から敷地境界線までは、最低でも50センチは必要になるといえるでしょう。

そのため、所有されている土地のうち建物から敷地境界線までが50センチ未満の場合は、足場の設置が難しいため、専門業者に相談して別の手段を検討することをおすすめします。

効率良く外壁塗装を進めるには、足場仮設の条件などを事前にリサーチする必要がありますので専門業者の立ち合いの元、足場の設置が可能か判断してもらうと良いでしょう。

わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

足場仮設ができない場合にはどうすればいいの?

建物と敷地の間に十分な広さを確保できず、足場が組めない場合は、隣家の敷地を借りることも1つの手段です。
その場合は、隣家の方と良好な関係を築いていることが前提となります。隣家の承諾を得て初めて、隣家の敷地に跨って足場を組むことができます。

ただし、さまざまな事情から敷地が借りられない場合もあるでしょう。
その場合は、「空中越境」という方法があります。空中越境とは、隣家の敷地の空中にせり出したような形で、ご自身の所有物を置くことを指します。

この方法を用いることで、ご自身の敷地内ギリギリに足場を組んで外壁塗装を行うことが可能です。
ただし、隣家の方と関係が良好でないケースや、無断で空中越境してしまったケースでは、トラブルに発展する可能性があるので注意しましょう。

このように、狭小地で外壁塗装を行う際は、隣家の方の協力が必要になるケースがあります。その際は事前の相談やご挨拶、施工に関するご説明が必要不可欠と言えますね。

わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

狭小地で外壁塗装をする場合の注意点は?

現在、狭小地にお住まいの場合は、隣家の敷地も狭小地である可能性があります。
その場合は、隣家の方が外壁塗装をする際は一時的に土地を使用してもらうなど、良好な関係性を保っていることが重要です。
他にも、狭小地の場合はご自身の建物と隣家の建物が、非常に近い位置にあります。

そのため、塗料が飛び散って隣家の住宅を汚さないようにシートなどをかけることを心がけましょう。
ちなみに、施工前における近隣住民の方々へのご挨拶やシートによる保護などの対応やサービスは、施工する専門業者によって異なります。

そのため、施工前の対応を丁寧に行っている専門業者に依頼することをおすすめします。
もし、施工前の対応を適切に行っていない専門業者に依頼すると、隣家の方とのトラブルに発展する可能性もあるので、注意しましょう。
実際に、シートでの保護が不十分であったため、隣家の建物・車に塗料が付着してしまったというトラブル例が存在しています。

このように、狭小地での外壁塗装を検討する際は、施工内容だけでなく施工前の配慮などが徹底されている専門業者に依頼することや、隣家の方へのご挨拶などがポイントになります。

わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

まとめ

今回は、狭小地での外壁塗装について、ご紹介いたしました。

狭小地での外壁塗装は、広い敷地で施工を行うケースとは異なり、隣家の方に敷地を借りることをはじめイレギュラーな対応が発生する可能性があります。そのため、イレギュラーな現場でも適切に対応できる、経験豊富な専門業者に依頼することが大切です。

例えば、隣家の方へのご挨拶や工事のご説明、施工の際の塗料飛散の防止などを怠ってしまうと、深刻なトラブルに発展してしまうかもしれません。
しかし、信頼できる専門業者に依頼することで、安心・安全かつニーズに合った適切な外壁塗装を実現できるはずです。

狭小地(狭い敷地)での外壁塗装を検討される際は、そういったポイントも踏まえて信頼できる専門業者を探されると良いでしょう。


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